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56,マルえもん…?(悟空&チチ)


チチ  「そーらを自由にとーびたーいなー♪はい、ダケコプター♪
悟空 「なんだよその歌。」
チチ  「マルえもんの曲だべ。ダケコプターで自由自在に飛べるんだべ♪」
悟空 「空を飛びたきゃ 飛べばいいじゃねぇか。」
チチ  「あのな、おらは一般人なんだからなっ。普通は空は飛べないんだべ?」
悟空 「でもよ、覚えりゃ飛べるんだぜ?教えようか?」
チチ  「結構だべ。」
悟空 「なんでだよ?おめぇだったら飛ぼうと思えば簡単に飛べるぞ?」
チチ  「おらは一般人のままでいいだ。それに空を飛ぶのは憧れのままがいいべ♪」
悟空 「もったいねぇなぁ、空飛ぶの気持ちいいのに。」


チチ  「おらは人間離れしたくねぇんだ。悟空さだけで十分だべ…。」



●マルえもんの好物は 豚の丸焼きです。





57,教育マシン(悟空&チチ&悟飯)


悟飯 「お母さん…これ…なんですか?」
チチ  「あ、悟飯ちゃん。これはだな、おめぇの為に買った教育マシンだべ♪」
悟飯 「教育…マシン…?宇宙船じゃなくて?」
チチ  「中で勉強できるようになってるんだべ。」
悟飯 「へぇ…。あ、これカプセルコーポレーションのマークがはいってますねっ。」
チチ  「んだよ。おらが頼んだら作ってくれたんだべ♪」
悟飯 「(脅迫したんだろうな…。)」
悟空 「あれー!?なんだこれっ。宇宙船じゃねぇかっ!」
チチ  「悟空さっ!また悟飯ちゃんの勉強の邪魔しに来ただなっ。」
悟空 「コレブルマん家の宇宙船だろ?重力変えられるんだぜこれっ!」
悟飯 「お父さん、これ宇宙船に似てますけど…。」
悟空 「おっし、久しぶりに200倍の重力で修行してみっかなっ。」
チチ  「ごっ悟空さっ!だからこれは宇宙船じゃ…っっ!」
悟空 「あ、チチ。オラが帰ってくるまでに夕飯たのむなっ!(ウィーン ガシャン)」
チチ  「げっ!悟空さ まさか入っちまっただか!?」
悟飯 「…入っちゃいましたね。でもすぐ出てくると思いますよ。教育マシンなら。」
チチ  「ご、悟空さが…出てこれるかな…(汗」
悟飯 「出てこれるかな…って どういうことですか?」
チチ  「特別にな…目標を達成しねぇと外に出れねぇようにしてあるだよ…。」
悟飯 「えっ!じゃあまさか目標って…っ。」
チチ  「悟飯ちゃんがする勉強の目標だ。一日参考書5冊に設定してあるべ。」


悟飯 「そ…それじゃお父さんは…!?」





●たぶん 一生出てきません。





58,悟飯3歳(悟空&チチ&悟飯)


チチ  「フンフンフーン♪♪」
悟飯 「お…お母さ――――んっっっ」
チチ  「あ、悟飯ちゃんおかえりなさい…ってなんでそんなに泣いてるだ!?」
悟飯 「ヒックヒック…だって…お父さんが…っっっ!!」
チチ  「え…っ!?悟空さがどうしたって!?」
悟空 「ち…チチ…。」
チチ  「悟空さ!?どうしたべしゃがみこんで…っ!何があったんだ!?」
悟飯 「ヒック…あのね…あのね…。」
悟空 「ご…悟飯… 言うなっ!言わなくていい…っ!」
悟飯 「ウゥ…;;あのね 実は…。」
チチ  「…??(ハラハラ)」
悟飯 「ぼ、ぼくが木から落ちるのを助けようとしたらね…」
チチ  「ど、どうしたんだべ?」


悟飯 「お父さん、大きな岩にお股ぶつけたの…っ。」
チチ  「…は? 股?」
悟空 「オ…オラ、 死んじまうかと思った…(汗汗汗汗」



●そんな悟空さの姿を 絶対に想像しないでください。





59,コーヒータイム(悟空&チチ)


チチ  「さぁってと、洗いもんも片付いたし、一休みにコーヒーでものむべ。」
悟空 「コーヒーって、あのにげぇやつか?おめぇ飲めるのかよ。」
チチ  「ふんっ。オラは大人だから飲めるだっ。さぁ入れよっと。」
悟空 「…うげぇ、オラ、においだけでもダメだ…。」
チチ  「悟空さはいつまでたっても子供だべなぁ。」
悟空 「別に飲めなくても苦労しねぇよ。」
チチ  「そうけ?あ、悟空さ、そこのシュガーとってけろ。」
悟空 「シュガー?」
チチ  「砂糖のことだべ。」
悟空 「あぁ、砂糖か。素直に砂糖って言やいいのによ。」
チチ  「いいんだべっ!ほれ、早く取ってけろ。」
悟空 「わかったわかった、 ほい。」
チチ  「どうもだ。 おらは甘めが好きだから4杯入れるべ♪♪」
悟空 「そんだけ入れりゃぁオラも飲める気がするな…。」
チチ  「いんや、子供な悟空さにはムリだな。」
悟空 「そうかなぁ…。」
チチ  「そうだべ。(ゴクリ) ッブ―――――!!!」
悟空 「うわっ!どうしたんだよ!きたねぇなぁ。」
チチ  「ご…悟空さ… おめぇ…っっ!」
悟空 「な、なんだよ…っ。」
チチ  「おめぇ…砂糖と塩間違えただな!?めちゃくちゃ辛かったでねぇかっ!」
悟空 「え?塩だったか?」
チチ  「砂糖と塩の区別もつかねぇのけおめぇはっ!!


悟空 「お…同じ形の器にいれてるおめぇが悪いんじゃねぇか…(汗」



●いくらなんでも4杯は多すぎでしょう。






60,ジグソーパズル(悟空&チチ&悟飯)


悟飯 「うーん…」
チチ  「悟飯ちゃん?どうしたべ?」
悟飯 「お母さんがこの間買ってくれたこのパズル…なかなかできなくて。」
チチ  「どこけ?おらも一緒に手伝ってやるだよ。」
悟空 「ありがとうございます。このピースなんですけど…。」
チチ  「ん、これだべな。これはな…ここか?いやちがった…。」
悟空 「なかなか見つけられないんですよー…。」
悟空 「ん?おめぇたち何やってんだ?」
悟飯 「あ、お父さん。ジグソーパズルしてるんです。」
悟空 「じぐそーぱずる?なんだそりゃ?」
チチ  「悟空さに言ったってわかんねぇべっ。」
悟飯 「これを形のとおりにくっつけていくんですけど…ひとつわからなくて。」
悟空 「へぇっ。そんで絵が出来上がるんか?」
悟飯 「そうなんです。このピースなんですけど。」
悟空 「フーン…。ココじゃねぇのか??(ピタリ)」
チチ  「…あっ。」
悟飯 「ほ…本当だ…っ!お父さんすごいっ!」
悟空 「よく形みりゃわかるじゃねぇか。」





チチ  「そ…そんな…。悟飯ちゃんが悟空さ以下だったなんて…。」



●チチ 変なところでショックを受ける。




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