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拍手LOG⑨

新婚小説は１～５０で終了しています。（只今41～50が行方不明）
なのでココからの話は一つ一つが短編となってます。

51,洗濯①(悟空＆チチ)

チチ　「はぁ…今日も雨だべ…。いつになったら晴れるんだべか…。」
悟空　「なんでそんな雨いやなんだ？おめぇずっと家に居るくせに。」
チチ　「洗濯もんが干せねぇんだっ！見てみれこの量をっ！」
悟空　「そんなに溜まってるんなら干せばいいじゃねぇか。」
チチ　「それができねぇから困ってんだ。できるだけ部屋には干したくねぇし…。」
悟空　「オラが干してきてやろうか？」
チチ　「え？悟空さが？なんで？」
悟空　「だって、洗濯もの乾かねぇとオラの胴衣も使えねぇだろ？」
チチ　「まぁそうだけど…。その前にこんな雨じゃいくら悟空さでもなぁ。」
悟空　「大丈夫だってっ。オラが干してきてやるよっ。」
チチ　「…あ、もしかして、悟空さ雨降ってない所さ行って干してきてくれるだか？」
悟空　「あぁっ。そうだ。」
チチ　「なるほどっ。悟空さにしては頭がいいべっ。どこだべ？西の都？南？」
悟空　「いや、そんな遠くねぇよ。それに西の都だって雨ふってんだろ。」
チチ　「じゃあどこだべ？まさか地球の反対側さ行くわけじゃねぇだろうな。」
悟空　「そんな遠い所までいかねぇって。」
チチ　「…じゃあどこけ？」

悟空　「雲の上だ。」

●は？

52,洗濯②（悟空＆チチ)

チチ　「…え？雲の上？」
悟空　「この間さ、雨降ってる中で雲の上に上がったら晴れてたんだよなっ。」
チチ　「そりゃぁ…雲の上ならなぁ…。」
悟空　「だから雲の上までいきゃあ洗濯物も乾くだろ？」
チチ　「乾くだろうけども…。」
悟空　「だからオラが飛んでって干してきてやるよっ！まかせとけって。」
チチ　「いやでも悟空さ…。」
悟空　「なんだよ、雲の上に洗濯物干しちゃダメなんか？｣
チチ　「いやダメじゃねぇとは思うけどよ。」
悟空　「じゃあいいじゃねぇか。」
チチ　「…悟空さ一体どうやって洗濯物干すつもりなんけ？」
悟空　「え？どうやってって？」
チチ　「こーんな大量の洗濯物持ってった所でどうするんだべ。」
悟空　「そりゃぁチチがいつもやってるように…。」
チチ　「さおに干すのけ？そのさおはどうするつもりなんだべ…。」

悟空　「あ…そっか。」

●雲の上には地面はありません。

53,洗濯③（悟空＆チチ)

悟空　「そっかぁー、雲の上じゃ干す所がねぇんだったっ。」
チチ　「悟空さにちょっとでも期待したおらがバカだったべ。」
悟空　「なんだよー、そんなことねぇだろ。」
チチ　「なにがそんなことねぇんだ。」
悟空　「オラがさおごと雲の上に持っていきゃいいんだろ？」
チチ　「えっ！悟空さ本気で言ってんのけ！？」
悟空　「さお二、三本なら簡単に持ってけるぞ。」
チチ　「…すごくムリな話だども…悟空さならできる気がするべ…。」
悟空　「だろ？じゃあ早速さおごと干してくっからさ。」
チチ　「うーん…本当に信用していいんだべか？」
悟空　「いいっていいってっ。雲の上ならきっとすぐに乾くぞっ。」
チチ　「…じゃあお願いするべっ。はいこれだけ、頼むなっ。」
悟空　「おうっ。よし行って来っぞっ！」
チチ　「行ってらっしゃいだ～～。」

10分後

悟空　「た、たでぇま…。」
チチ　「あんれ悟空さっ。えらい早い帰りだったべなっ。」
悟空　「ま、まぁな。」
チチ　「雲の上ってそんなに早く乾くのけ？で、洗濯物は？」
悟空　「じ、実は…。雲の上に行く前に落としちまってさぁ…。」
チチ　「…は？落とした？」
悟空　「あわてて拾おうとしたんだけど丁度下が川で…全部流れちまった。」
チチ　「…。」
悟空　「…。（ビクビク）」

チチ　「…ご…悟空さ―――――――――！！！！！！！」

●うわっチチ怖いっ！悟空さは…ほめてほしかったんだよねっ。

54,お団子①（悟空＆チチ)

チチ　「…うんっ。これでいいだなっ。」
悟空　「チチーっ！入るぞーっ！」
チチ　「悟空さけ？　どうぞ～。」
悟空　「（ガチャ）…あれ？」
チチ　「フフ♪♪」
悟空　「…おめぇ、頭の上に団子なんてのってたっけ？」
チチ　「だ…っだんごて…っ！確かに団子だけどもなぁ…。」
悟空　「あ、わかった、後ろにあった髪を上に上げたんだっ。」
チチ　「そうだべ。こっちのほうが涼しいしな♪」
悟空　「へぇ～、なんか前と違うよなぁ…？」
チチ　「あたりめぇだろ、前は後ろでくくってただけだもん。」
悟空　「いや、そうじゃなくってさ。」
チチ　「ん？」
悟空　「んー…なんか…　大人っぽい。」

チチ　「Σ(◎ｏ◎*)!?」

●ついに顔文字導入。お団子というよりお饅頭だよね（笑

55,お団子②（悟空＆チチ＆牛魔王)

チチ　「ご、ご、ご、悟空さ！？」
悟空　「ん？なんだ？」
チチ　「ど、どうしたべ！？おめぇそんなこと言う人だったっけ！？」
悟空　「なんだよ失礼だなー、オラが素直に感想言っちゃだめなのかよー。」
チチ　「いや、悟空さは思ったことズバズバ言うタイプだしな…。」
悟空　「じゃいいじゃねぇか。」
チチ　「そ、それでも…おらそんなこと言われるなんて思わなかっただよ…///」
悟空　「言われたくなかったか？」
チチ　「そんなことねぇだよっ！うれしかっただ♪」
悟空　「ふーん？大人っぽいって言われたらうれしいもんなんか？」
チチ　「人によるだな。」
悟空　「あ、わかった、おめぇ子供っぽいから大人っぽいって言われて喜んだんだっ！」
チチ　「し、失礼なっ！おらは十分大人だべっ。」

悟空　「そっかなぁ～（笑」

●チチがお団子になった時のこと。ご飯ちゃん生まれる直前かな♪

＜fin＞